シャイロックの子供たち【2023-9作目】

原作は越えることできてませんでした

【★★★☆☆】映画館にて

 

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銀行内外で様々なお金が消えていき

それを巡る人々の生き様

を描いた作品です

 


原作は

オムニバス形式で話が進行し

 


それぞれの章で

それぞれのキャラが

立っていましたが

 


映画化された本作品では

それぞれの個性が

霞んでしまったかなあ

と感じました

 

 

 

他の池井戸作品である

『7つの会議』では

キャラクターの個性が

うまく表現されていたけど

 


本作では

そのあたり少し残念でした

 

 

 

演出も今一歩…

 


重要な契約のシーン

もう少し重みを出す演出

可能だったんではないかなあ

 


BGMも単調でしたし

カメラワークも特に

引き込まれるものはありませんでした

 

 

 

阿部サダヲ

あのキャラではなかったかなあ…

 

 

 

 

 

 

 


原作はとても面白かっただけに

本映画化は辛めの評価となりましたが

 


脚本の組み替え方は巧妙で

うまく組み替えられていたと思います

 

 

 

総じて

面白くなくはなかったけど

もう一歩という感想です

 

 

 

本編には関係ありませんが

最後のスタッフロールの

文字の配列は

わかりやすくて好きでした