ハヤブサ消防団【2023-8冊目】
池井戸潤には企業が似合う
【★★★☆☆】オーディブルにて視聴
田舎に引っ越した作家の
その土地を巡る
謎の組織との対決劇です
タイトルから
消防団をめぐるドタバタ劇
と思いましたが
少し筋が違いました…
「ハヤブサ」をめぐるドタバタ劇
です
本作も登場人物それぞれに
個性がありそれなりに楽しめましたが
やはり
「会社での役職」
を背負っておらず
かつ
地元民
対
謎の組織
という
個々ではなく
組織対組織
という構図なので
それぞれの登場人物の
個々の心情、動機等が物足りなく感じ
キャラクターそれぞれの色は
薄かったかなあというのが
率直な意見です
私的には
池井戸潤さんの作品には
銀行なり商社なり町工場なり
企業が背景にあり
仇敵が登場して
それをやっつける図式
を期待してしまいます
そういった意味では
池井戸作品ですが
本作は星3どまり
となりました